
広武 真季 さん
(ひろたけ まき)
◆夢を叶える前はどうだったか
夢を叶える前は、正直、自分自身のことは『そこそこイケてる人』ではあったと思っています(笑)夢がないことに嘆いていたわけでもないし、うつ状態でどうしようもない状態だったとかそういうことはなく、本当に一般の人。という感じでした。
ただ、『社会』というものに馴染んできたタイミングだったなと思っています。大学生の就活の時は人事の人が話す『かっこいい仕事をする大人』にキラキラした気持ちで「働くってかっこいい」と思っていたし、会社に入って新人として過ごしていた時は見るもの全てが新しく、先輩の背中がとてもカッコよく見えて、野心はないにしても「私も先輩や会社の役に立ちたい。」と思って一生懸命に働いていました。
だけど、3年働くと仕事のマンネリ化や現実が見えてきて、キラキラしていることばかりではなく立ちいかないこと、理屈ではどうにもならないことも見え始めて、朝の電車の中は「死んだ魚の目をして出勤している人が多い。」なんて表現を聞いたこともありますが、それが「分かるかも。」と思えるようになっていて、『社会』というものを見たときに20代前半にキラキラしていたものの彩りが薄れたように感じている自分がいました。
◆どんな夢を叶えたか
私が叶えた夢は趣味を活かして、『カメラマンになること』。です。
正社員でやっているお仕事は福祉の仕事になりますが、今、週末はフリーのカメラマンをしています。
一つのお仕事にこだわらないでお仕事をしています。
副業という形にはなりますが、『プロカメラマン』として紹介されるようになりました。
◆夢を叶えた後自分はどう変わったか
お仕事を複数持つことで、マンネリ化していたお仕事も違った視点で見れるようになり、楽しく、活き活き働けている自分になっています。
また、一つのお仕事に縛られる必要はないという価値観も加わって、今は自分にいただけるお仕事は挑戦してみようと思って、正社員の福祉のお仕事、副業のカメラマン以外に、アルバイトで生活保護家庭の子ども達に勉強を教えていたり、個人事業主さんの事務仕事を請け負ったり、シェアハウスの管理人をしてみたり、複数のお仕事に関わらせてもらっています。
お仕事を通して体験できることも増えたし、関わる人も増えて、自分の世界が広がった感覚があります。
◆これから夢を叶える人へのメッセージ
簡単に書いていますが、夢を叶えるのって私はすごく難しいものだな。って思っています。壁を超えたらすぐまた新たに壁が出てきて、苦しくなったり、自分の気持ちがとやっていることがバラバラになったり。つべこべ言わずにやるしかないんです。
だけど、望んだものに0.1歩でも近ずけて、自分が納得感を得られる未来に近づいていける人が沢山いれば良いなと思うし、私は応援したいなと思っています。頑張れー!
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NPO法人ドリームサラリーマンミーティング
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